超低速起稿

都内在住のDJによるサブカルチャーと占術の談話

古舘祐太郎さん率いるバンド【2】の楽曲「ケプラー」の解剖学

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2 - ケプラー (Official Music Video)

◼️古舘祐太郎さん率いるバンド2の楽曲「ケプラー」に愛を込めて

前回の記事では「フォーピース」の解釈をやりましたが、

古舘佑太郎さんがフロントマンを務めるバンド「2」の『フォーピース』を占い屋さんが解釈してみた - 超低速起稿

あれから少しずつ調べていった結果、やっぱり古舘祐太郎さんは宇宙が好きということがわかりました。ただやっぱり宮崎駿と一緒で作品に対して多くを語らないという、いやらしい面をお持ちだと思うので勝手に解剖することに決めました。

2の名曲「ケプラー」に愛を込めて。

 

 

◼️ケプラー

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ケプラーとは地球と同じ形をした太陽系外惑星を探すためにNASAが運用した探査機。というか望遠鏡。

ディスカバリー計画の10番目の宇宙機で、2009年3月6日に打ち上げられた。

短期間で多くの太陽系外惑星を発見。惑星の数は1,000個に達したことが報告された。

15万個の恒星を観測した結果、なんと4,000個以上の惑星候補を発見し、そのうち1,000個が惑星であることが確認された。

 

とにかく重要なポイントは望遠鏡で確認したところ

【この世界にはめちゃくちゃ無数の惑星がある】と証明したこと。

 

 

◼️惑星が7つ

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まったく地球と同じの惑星がそう遠くない 宇宙の彼方には7個も見つかったらしい

太陽系からわずか39光年の距離にある恒星トラピスト1の周りを、7つの惑星が周回していることが確認され、科学誌『ネイチャー』に発表された。

これらの惑星は、大きさが地球と同じくらいで、表面には水だけでなく生命さえ存在できるかもしれないということがわかっています。

それぞれトラピスト1b、1c、・・・1hと名付けられたらしい。ちなみにNASAスピッツァー宇宙望遠鏡が発見したのでケプラーとは無関係。

 

◼️グリーゼ

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何億 何兆と輝く銀河のどっかの星で 運命の恋人よ ケプラー グリーゼ だけど今は目の前にいる君に恋してる

地球から20光年の距離にある恒星グリーゼ581はサイズも温度も地球そっくりで、生命存在の可能性が期待されていた。 

しかし「グリーゼ581gは存在しない」という論文で研究責任者でペンシルベニア州ステートカレッジにあるペンシルバニア州立大学のポール・ロバートソン(Paul Robertson)氏は断言している。

グリーゼは幻の惑星だと言われています。

 

しかし、後の歌詞に【かに座55番】というワードが出てくるのでこの「グリーゼ」は【グリーゼ436b】のことだと思われます。

 

グリーゼ436b ▶︎かに座55番星eと共に、海王星サイズの天体として発表された惑星。

 

蒸発したガス雲に覆われた惑星。
通称、ホットネプチューンだ。

 

つまり、

沸点に到達する「勢い」を思わせる熱い恋心や、

目の前にいる(でも本当は存在しない幻の)君に恋をしているという考察もできる。

 

 

◼️運命 

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執拗に運命の恋人、運命のお姫様というように【運命】にこだわりがあります。

つまり、まだ現世では巡り合ってないのだけど、もしかしたら前世で出会っていたかもしれないし、来世では別の惑星で出会うかもしれないし、というような輪廻転生を思わせる内容になってる点に注目頂きたい。

2のfamilyという曲の中で「family is universe」とあるように万物はみな兄弟であり家族であると古舘祐太郎さんは考えているのではないでしょうか。

 

まさに「袖振り合うも多生(たしょう)の縁」

 

人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに基づく。 「多生」とは、六道を輪廻して何度も生まれ変わるという意味。 「多生の縁」は、前世で結ばれた因縁のこと。 「袖振り合うも他生の縁」とも書く。

 

◼️初恋アンドロメダ的 

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何億 何兆と輝く銀河のどっかの星で 運命の恋人よ ケプラー グリーゼ だけど今は目の前にいる君に恋してる

 何億 何兆と離れた銀河のどっかの星で 運命のお姫様が ヘルプミーS.O.S だけど今は迎えに行けない 君に恋してる

好きな対象は目の前にいるはずなのに、別の惑星にも自分の運命の相手がいるのではないかと妄想または信じ切ってしまっている状態。

 

古舘祐太郎氏の尊敬する先輩である銀杏BOYZ(峯田和伸氏)がゴイステ時代に語った、伝説的なMCの中で【初恋アンドロメダ】という言葉がありました。

 

“GOING STEADY「君と僕とBEEのBEAT戦争」より”


…初めて人を好きになったのは、初恋って言いましょうよ。だけども、俺はもう一つ考えた。


「私、今まで3人と付き合ったけれど、私この人のことまた好きになってしまった」


この感じっていうのは、この人と初めて合ったようなんだけど、初めてこの人を好きになったけど、
この、好きになった感覚っていうのは、なぁんとなくなつかしいなぁ」と、


果たしてそれも、初恋って言うんじゃないのか?
あの、人を好きになった時の新鮮な気持ちも、初恋っていう定義の中に入るんじゃねぇのか、
そういえば、見上げる星空は、あの星は3百万光年の昔に光ってた星だと、言われています。
だから、今現時点、光ってるものは、あれはもう、3百万光年昔の星の光なんです。
3百万光年の、あの向こう側の、あのアンドロメダは、
今見ているんだけども、古代の、懐かしい光なんです。
初恋アンドロメダっていう言葉があります。
初恋とアンドロメダはイコールで結びつくんです。いつか、あった時のあるような、
だが、この新しい感覚はなんだべ、それも初恋と言いましょう。…

 

新しい感覚も懐かしい感覚も前世も今世も含めて初恋と定義付けられた初恋アンドロメダ

そしてその初恋アンドロメダにプラスされた古舘祐太郎氏のユニバース論がケプラーのサビ歌詞なのではないかと推測する。

 

 

◼️ルーシー

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かに座55番 ダイヤモンドだけで 覆われた巨大な惑星ルーシー

ほとんどがダイヤモンドで構成される惑星。

かに座55番星eという名前で、半径は地球の2倍あり、質量は約8倍大きい。

地球上で見られるダイヤモンドにだいたい近いものだが、純度は非常に高いと言われている。

さらに深いところでは、ダイヤモンドは液体の状態でも存在している可能性があると言われている。

しかし、地球とは完全に異なる化学的性質をもつ岩石惑星を初めて見つけたにすぎないので科学的根拠はない。

こちらもすべては、NASAスピッツァー宇宙望遠鏡から得られたデータなのでケプラーとは関係ない。

 

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ルーシー、そしてダイヤモンドと言って思いつくのはThe Beatlesの楽曲「Lucy In The Sky With Diamonds」であろう。

頭文字を抜き取ると【LSD】になるサイケデリックの典型と言われてきた有名な曲だ。

(ポール・マッカートニーは後にこの曲を含め「ドラッグ」からのインスパイアを受けていたことを認めたとされている。)

 

しばしばLSDを摂取するとトリップするのだが(当たり前)、やがて人は精神世界の奥底にある真理にたどり着くとされている。

 

最も遠い場所は、宇宙の果てであるが、
自分自身の中でいちばん近い、心の内側のいちばん深いところにあるのが宇宙だと知る。しかし、LSDで見える世界は、このように、一般的に理解され難い哲学的思考が意味を成す不思議な世界なのである。

 

で、

話はよく逸れるが、話をルーシーに戻します。

 

スタンリー・キューブリックの映画1968年製作、

2001年宇宙の旅』 は有名な作品だが、

続編の『2061年宇宙の旅』の中で木星に 「ルシファー」 という別名が与えられる場面がある。

そして、この物語の作者はビートルズの歌にのせて 「木星の中心核はダイアモンドでできている」 という説を採用したのだった。「ルーシーがダイヤモンドを持って空にいる」。ロマンチックな話じゃないか。

 

「ロマンチックな大発見!」

ここに繋がるのである。

 

実際に、銀河系で一番大きなダイヤモンドは、地球からおよそ50光年かなたのケンタウルス座で発見されており、ビートルズにちなんでルーシーと名付けられている。

 

前述の【木星=ルシファー】であるが、

おそらく、2の楽曲「ルシファー」構想はここから着想を得たのではないかと推測される。

占星術や神話的に、木星はユーピテルという女体化する全知全能の神であるため「ルシファー?」というかんじだが、作中ではルシファー(木星ベースの人工太陽)となっているので神話とは一切関係ない。

 

 

◼️編集後記

ケプラーに登場する「かに座55番」=ダイヤモンドで出来た惑星。好きな子にあげた指輪のダイヤモンドなんて石ころくらいにみえる。そのくらいバカでかいダイヤモンドの惑星が現実に存在する。好きな人へダイヤモンドを贈るというのはつまりプロポーズになるわけで、もしそれを君に見せられるのならと思わせてしまうようなワクワクとする歌詞だ。

 

ダイヤモンドのテーマは永遠の絆。強さ。

 

ダイヤモンドの語源・由来
「征服されざるもの、何よりも強い」を意味するギリシャ語のadamazeinまたはadamas(アダマス)のaが取れて、diamond(ダイヤモンド)になったと言われています。

 

占星術的に【かに座】は家とか家族とかを表す。

そしてfamilyという楽曲もあるように顕在的にも潜在的にも彼の核には「家族」とか「家系」がテーマになっている。

スピリチュアルの世界においてダイヤモンドは、天国も地獄も同じ場所かのように存在できる石と言われています。

影響を与えようと、手を尽くしたとしても、変化を起こすことは不可能。
その強さは、何ものにも執着しない完全体であることを表す。なにも欲さない。

すでに全てを持っているから。

全てそこにあるから無いのであって、そこに無いからあるのである。
あらゆる全てを超越してしまっているエネルギーが、このダイヤモンド世界みたいです。

 

 

それではよい終末を。

 

 

 

 

◼️占い処あんも屋
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