超低速起稿

深夜東京の6畳半から5次元上昇を試みる会の会長

哲学って宗教だしスピリチュアルだよねという話

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紀元前500年頃からこの世界や人間が何で出来ているかを考えるというのを宗教や神話に頼らずに自らの論理で導き出すという

【知の爆発】

という時代に

【万物の根元】=アルケー

と言った説が様々な人物により唱えられてきた。


タレス→水
(この世の根元はすべて水という説)
タレスは哲学の祖といわれている。

 

ヘラクレイトス→変化(火)
(常に万物は変化しているという説)

 

 

●エンペドクレス→四元素
(火、土、風、水)
ここらへんは占術のエレメント的ですね。
自然原理というやつです。 

 

デモクリトス→原子
(この世の中は原子で出来ている)
科学っぽくなってきますた。


ピュタゴラス→数
(この世の全ては数であるという説)
数学、数秘術に繋がります。

 

 

彼らの論説は必ず
【外にあるであろう】
人類の根元というものにスポットを当てて探していました。

しかしこれに疑問を呈する人物が現れる。
それが

 

ソクラテス

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「世界はどうなっているのかと考えるあなたはあなた自身について何を知っていますか?人間は何を知っているのですか?」

と人々に問いかけ「不知の自覚」を知ってもらうことに時間を費やしたと言われています。

ソクラテスの定説後、
外の世界から人間の内面を考えるようになり、生きる意味を考えるようになった。

が、時代も時代であったために変人扱いされソクラテスは死刑になってしまう。 

 

ソクラテスの処刑後


ソクラテスの弟子である

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プラトンさんが

「西洋の全ての哲学はプラトン哲学の脚注にすぎない」

と人々にいわせるぐらい、この世の真理にたどり着いた哲学者に成長。


プラトンと言えば

 

プラトンの二元論

死はソーマ(肉体)からのプシュケー(いのち、心、霊魂)の分離であり、そして分離したプシュケーは永遠に不滅であるとした。不滅であることのひとつの理由として、プシュケーは部分を持たない、とした。つまり何かを破壊するためにはそれを部分に分けなければならないが、プシュケーには部分がないのだからそれは分けることができない、すなわち破壊不可能である、と論じた。そして不滅であることのもうひとつの理由として、物事の状態は互いに逆の状態からもたらされる、ということを挙げた。生きているとはソーマとプシュケーが一つになっていることであり、死はその反対、ソーマとプシュケーとの分離であるとした。
こうしたプラトンの説も「二元論だ」とするのが従来の定説であった。(ただし、「二元論」とする従来の定説は大きな間違いで、プラトンの説の内容は「場の理論」であると、学者による緻密な研究によって近年指摘されている。

要は、
精神世界と物質世界が存在するという説。

プラトン以降、後に、

【目で見る世界を物質世界。

松果体で観る世界を精神世界。】

という説を唱えたのが哲学者、数学者。 合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖、デカルト

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彼の有名な言葉「我思う、ゆえに我あり
つまり、デカルトの言う「私」とは、「存在するためにどんな場所も要せず、いかなる物質的なものにも依存しない」ものであって、要するに霊魂のこと。

 

 

イデア

 

イデアとは

時空を超越した非物体的、絶対的な永遠の実在。感覚的世界の個物の原型とされ、純粋な理性的思考によって認識できるとされる。中世のキリスト教神学では諸物の原型として神の中に存在するとされ、近世になると観念や理念の意で用いられるようになった。

 

プラトンの哲学において、

「徳とは何か?」という問いがあり、人々はそれが何なのかについて答えられない。
未知なる対象物の探求は不可能という説に対し、
プラトンは「学習は想起である」と唱える。
つまり想起=魂は不死だとする説と、輪廻転生の説。
もともと我々は霊界にいてそこでイデアを見ていたのであって、こちらの世界へと来る時にそれを忘れてしまったが、こちらの世界で肉体を使い不完全な像を見ることによりイデアを思い出していおり、それが学習ということ、だそうだ。

 

そしてプラトン

 

物質世界=philosophy(愛知)で養う、

 

というのは、まさに《死の練習》なのであって、真の愛知者というのは、できるかぎり自分の魂をその身体から分離解放し、魂が純粋にそれ自体においてあるように努める者だ、としている。

そして愛知者の魂が知る対象として提示されるのが《イデア》である。

 

 

精神世界ってなんぞやと思いながら大麻LSDなどの幻覚剤で神秘的な部分とコンタクトを取るなどする文化が大昔からあるが、(儀式やドラッグカルチャー)現代において、精神世界は主に宗教観で語られることが多い。

特に宗教、またはスピリチュアル界隈において。

 

例えば、仮に前世や来世、運命、魂、ハイヤーセルフ、多次元、霊界が存在しているとして、我々は今世で修行している、つまり生きることで何かを学び徳を積んでいくのだと、そう感じざるを得ない。

 

ちなみに私は手塚治虫火の鳥大好きマンなので輪廻転生ってほんとに実在するんじゃないかなーと信じている派です。

 

 

西洋占星術において

 

◼️人がこの世に生まれ成長し死ぬまでの過程


♈️おひつじ
赤ちゃんとしてこの世に生まれる。はじまり。

♉️おうし
五感を感じる。おむつが汚れることに気付く、お腹がすくことを覚える。オモチャなどの物質的なモノを感じ覚え認識する。

♊️ふたご
喋れるようになる。人と会話をすることができるようになる。

♋️かに
外に出て、怖いから家に戻る、という概念を持つことができるようになる。家=自分を守る。家族とは愛だと知る。

♌️しし
恋をする。自分はこの世の中の中心で主人公なのだと改めて知る。個に気付く。

♍️おとめ
義務、職務を果たす。秩序を知る。物事の細かい部分を分析することが出来る。

♎️てんびん
社交性を知る。広い視野で物事を考え判断することが出来る。

一人前、プロ意識を持つ。

はじめて結婚をして社会生活をスタートする。

♏️さそり
親が死ぬような時代的な運命を辿る。相手の気持ちを深く共感することができる。

♐️いて
親が死に指図する人がいないフェーズ。自由にはばたける

興味のあることを追求していく。経験をする。

♑️やぎ
この世のピーク、社会的職務を果たす。責任感をもつようになる。

♒️みずがめ
会社の会長のような晩年。
あの時ああすればよかったなどの記憶を振り返る。

経験を得て人にアドバイスをすることができる。

♓️うお
死を迎える時代。ワンネス。

全ては一つだったことに気付く。

 

 

生きて死んで経験して、地球で輪廻転生するか、また違う次元のフェーズに行くのか、ホントに死んでみないとわからんです。

全て一つに気付くというのはまさに火の鳥的ですね。

たくさんの魂の光達は実は元々一つだったという説。

つまり人類みな兄弟とはこのこと。

相手は自分だし、自分は相手なのだと。

 

みんな一緒に修行してるのかぁ〜

と思うと気が少しは楽です。

 

それでは良い終末を!

 

 

 

参考資料

 


哲学と宗教全史(前編)

 


哲学と宗教全史(後編)