超低速起稿

都内在住のDJによるサブカルチャーと占術の談話

【解禁】ヤクブーツの非犯罪化や合法化を歴史から紐解く

 

 

◼️オレゴン州で全ての薬物の所持が正式に非犯罪化されました

 

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ヤク中の人たちってそもそも違法ヤクブーツを買ったりやったりしちゃダメなのに、なんで法律を守れないのか…と思いますよね。

守った方が社会的に良い行いをしているかもしれませんが、果たして法律を守ることだけがその人個人のためになっているのか?は微妙なところです。

 

海外に目を向けてみると、

ほとんどの人がルールを守っていないような、ゆるさ。というかいわゆるグレーゾーンみたいな風習があったり。結構適当。という場面を目撃することがあります。

例えば、路上飲酒禁止の場所でコートに酒を隠しながら飲んでいたり、かつて大麻合法前のカナダでも路上で吸引してる人がたくさんいました。

海外のクラブやホームパーティーでも出会う確率が高いドラッグ。あれ、結構オープンだなと思う場面もあります。

 

日本ではドラッグを悪としてきた教育が数十年とあるのですが、実際に薬物が身体にどのような影響を与えるか?薬効は?アルコールとの違いは?など何にも知らない人がほとんど。

 

知らない=知識や経験がない

 

知識や経験がないからやらない

 

やらないから理解しなくていい

 

仮にアル中、またはヤク中の友人が社会復帰したくても何もしてあげられない。

 

その時出来ることといえば見て見ぬ振りをするか、見捨てるかのどちらか。 

 

クスリってなんだっけ?薬物ってなんだっけ?

今日はそんな話です。

 

◼️ヤクブーツの歴史…?

 

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南米ペルーでLSDの100倍の効果があるアワヤスカを儀式で使うシャーマン。

アヤワスカはアマゾンにおける伝統的医学として、あるいは、宗教的実践のために用いられてきた、精神に作用する植物のお茶である。先コロンブス期のアメリカ大陸において、アヤワスカによる幻覚を描写したと思われる岩絵が発見されている。アヤワスカにふれた、西洋における最古の記録は、1851年にブラジルのアマゾン地域を探検したイギリス人のリチャード・スプルースによるものである。

 

実はアマゾンのシャーマン達は医者の役割を果たしております。

アマゾンの原生植物は未だに新しく発見されるものや研究されてないものもあるのですが、ほぼ伝承のみで薬草の効能を熟知してきた村医者(シャーマン)たちはとても偉大な存在として重宝されているとか。

(製薬会社で取り扱っている薬の原料はすべてこのアマゾン森林で手に入るらしい。)

 

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かつて17世紀から18世紀、フロンティアを目指して(アメリカ大陸へ)移民した先人達は、開拓してみたはいいものの新天地での食文化や風土が何もわからなかったといいます。

結局先人達はインディアンから主食としてトウモロコシを伝授してもらいその後のバーボンの発明に活かしたり、タバコ葉の栽培方法やコカコーラの原料であったコカの葉を教えてもらうなどしていたとされています。

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コカコーラの歴史を紐解けば何故コカが必要だったのかが見えてきます。

 

禁酒法

アメリカ合衆国史における禁酒法(きんしゅほう、英語: Prohibition)は、1920年から1933年までアメリカ合衆国憲法修正第18条下において施行され、消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止された法律である。

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禁酒法時代、労働者達は酒の代用として手っ取り早くストレスを発散させるようなハイな飲み物を探していました。そんな中、1885年、薬剤師のジョン・ペンバートンがコカインの成分であるコカを配合してコーラを開発したのは有名な話です。

もちろんインディアンにコカという植物を教えてもらったのは周知の通り。

なぜ人々は酒に代替えするハイを求めたか?

禁酒法時にワイン以外の酒を全て規制した結果、メタノールで作られた粗悪品が出回って死亡するケースが出たからだ。人々は安全に酔える物質を欲しがったのでした。

禁酒法で生まれた文化がもうひとつあります。

黒い汁しか出てこない禁酒法時代のもぐり酒場だが、新たな文化を生むことにも貢献した。ギャングや政治家たちに混じってキセルを片手にグラスを傾け、ミニスカートの脚を組み大口をあけて歓談していたボブカットのモダンな女たち「フラッパーガール」も登場。「禁酒法時代より以前に、男女が公共の場で盃を酌み交わすことは一般的ではありませんでした。あったとしても男のサロンにいた娼婦だけでしたから」。つまり禁酒法時代から「男女が入り混じる飲酒文化」がはじまったのだ。「私の祖父母の話も、ある晩もぐり酒場に出かけたのですが、警察のガサ入れにかち合ってしまい、一晩中店内に隠れて、翌朝帰ってきたそうです」。さらにもぐり酒場はこんな“貢献”も。「禁酒法は、アメリカを自由にしたといえます。酒場で生演奏されたジャズの弾き手は黒人でした」。酒を禁ずるという品行方正で厳粛な制約があったことで、さまざまな人種や性別を巻き込んだ開放的な文化が生まれたとは皮肉な話だろう。
ギャング支配の禁酒法時代〈もぐり酒場〉の小話。政治家・警察はズブズブ、男女は入り混じって酒を飲む | HEAPS

 

禁酒法でJAZZやソウルが繁栄したように、麻薬取締法制定でもまたブラックカルチャーをメインにムーブメントが起きます。

それがヒップホップ。

 

◼️西洋における大麻の歴史とヒップホップの関係性

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西洋では1840年以降、大麻を医療に用いるための100冊以上の書籍が出版され、脚光を浴びた。

1870年にギリシア大麻使用が全土に普及した。また、イギリスの上流階級や王室の間にも広がり、ヴィクトリア女王は生理痛の緩和に使っていた。薬用としては腹痛や発熱、不眠症結核患者に使われた。

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アメリカ合衆国では、1840年に医薬調合品として大麻の利用が可能になり、1842年から1890年代まで処方される薬の上位にあった。

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1915年-1927年には南西部州を中心に医療目的以外の大麻使用が州法で非合法化され始め、禁酒法の廃止や治安悪化、人種差別や移民問題、合成繊維の普及と相まって、1937年に連邦法によって非合法化された。 

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1950年代ジャズの黄金期大麻ムーブメント

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1960年代にはヒッピー・ムーブメントで大麻使用が大衆化され、ベトナム戦争の戦場で、大麻を吸うアメリカ軍兵士が急増。

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麻薬取締法制定1973〜

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70年代以降アメリカのラッパー達は大麻などの違法薬物を楽しんだり、ブラックマーケッビジネスを定着させる。

(当時のリリック(歌詞)に薬物関連の言葉、処方されている薬、逮捕歴、家庭環境の悪さなどが前面にでているため、ヒップホップの成り立ちとして薬物や反骨精神は欠かせないものになっている。)

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80年代以降にかけて黒人ラッパーたちが次々に音楽業界で大成功を収める

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そして現在、アメリカでは大麻が解禁され、ラッパーたちは次々に大麻ブランドを立ち上げて更にビジネスで成功を収めている。

 

つまり、アメリカのヒップホップ文化というのは非合法の中ブラックマーケットで大麻を売り捌き富を得て、たまたま好きな大麻のことを歌い音楽業界で大成功を収め、もともとノウハウも知識も豊富な大麻のビジネスに乗り出してまた更に儲けるということをしている。

 

◼️今後の社会について

更に最近では幻覚剤の解禁が見直されはじめているらしい。

マジックマッシュルーム(幻覚性キノコ)」に含まれる幻覚成分「サイロシビン」は、オランダやポルトガルなどでは解禁されたが、米連邦法の下では依然違法。しかしアメリカ合衆国史上初、うつ症状の治療を目的とした幻覚剤の使用が連邦政府によって近い将来承認される見通しとのこと。

欧米では、うつ病や末期がん患者へのLSDなどを使った幻覚剤治療が急速に再評価。日本でも検討が必要では?【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン

 

とにもかくにも薬物と上手に付き合っていくにはまず依存というものについて考えなければならない。

そもそも何故、依存するか?何故、手を出すか?…

それってつまるところストレスが原因だよね。と。

 

社会構造のせい?人間関係のせい?トラウマのせい?金銭的問題のせい?貧富の差のせい?

 

もし嗜好品などのアルコールや薬物に頼らない人生を歩みたいのなら、いますぐこの社会からリタイヤするか、ストレス発散の代替えを探すか、我慢するかしかありません。(今のところね…)

しかし全員が全員そんな事をするのは無理なので仕方なくこの社会と上手く付き合っていくしかありません。

みんな生きたいと思うから嗜好品で調整をとっているし、例えば生きたいから生活保護を貰うみたいに。本質は健全に生きたいということ。

 

薬物依存という問題…それはストレス社会問題。

ここでいうところの「クスリ」というのは日本でも合法のCBDやアルコール、違法に精製した人工物、天然の物を含む全てに対してですが、

それらは何のために存在しているか、を考えることが大事ですね。

 

うーん。

 

薬物はそこに存在しているから存在している。

 

のかも。

 

 

 

それでは良いchill timeを!