超低速起稿

都内在住のDJによるサブカルチャーと占術の談話

海王星魚座時代とシン・エヴァンゲリオンとこれからの地球人達

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突然ですが、エヴァンゲリオンの前にペリー来航のお話です。

1603年に始まった江戸幕府体制は、1853年のペリー来航から大きく崩れていきますが、ペリー来航は250年目のことでした。およそ徳川体制が冥王星リターンを迎えた頃に当たります。

 さて、1776年7月4日に誕生したアメリカ合衆国は、2022年に冥王星リターンを迎え、国として「生まれ変わりの時期」を経ようとしているんです。すでに米国はトランプ政権誕生以降、非常に不安定化してきていますが、今後の数年間この不安定化は加速されていくでしょう。

 

ようは冥王星が軌道を一周して回ってきた時が冥王星リターンというわけで一つの時代が終わりますわよ〜そして始まりますわよ〜というかんじです。

 

◼️ペリー来航時のホロスコープ

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冥王星牡牛座時代となるわけですが、冥王星牡牛座といえば色んな文化が日本にドワッーと入ってきた時代。開国、明治維新。文明開化。というわけです。それは髪型や服や食文化、言語などが外から入ってきて日本のこれまでの文化を変えました。

 

ここでいう転換点というのが海王星魚座

 

ホロスコープみればわかりますね。チラッ

 

ということで、

今日は海王星魚座のお話です。

海王星は1846年に発見されて、48年には魚座に入っています。海王星魚座にあると本来の力を発揮するので、その時代に起きたことは、海王星的といえる。今回の回帰にあたり、ざっと前回の魚座海王星時代の出来事を振り返ってみましょうか。

たとえば日本では、1853年に黒船来航で鎖国が解かれ、58年には日米修好通商条約が結ばれます。つまりこれは海を通じて日本が世界とリコネクトされたのでとても海王星的。実はペリー来航の7年前にも通商を求めるアメリカ艦隊が来たんですが、その時は退去してるみたいなんです。

一方、お国許のアメリカでは1850年代後半の奴隷制をめぐる決定的な流れから南北戦争が勃発し、リンカーンによる1963年の奴隷解放宣言、65年の戦争終結をもって奴隷制が正式に廃止されます。

ヨーロッパに目を向けると、ちょうどその頃にロシアでも農奴解放令がでています。これは、オスマントルコをめぐって、ロシアとフランス・イギリスら連合軍の対立が深刻化して勃発したクリミア戦争でロシアが敗北し、近代化しようとした結果です。

考えてみればアメリカがヨーロッパの目を盗んで日本にやってきて不平等条約を結ぶことができたのも、ヨーロッパ勢がこのクリミア戦争に釘付けになっていたおかげなんですよね。

あと忘れちゃいけないのがマルクス・エンゲルスの「共産党宣言」。これは1848年。ブルジョアジー(資本家階級)とプロレタリアート(労働者階級)の階級闘争を超えようという主張ですね。こんなふうに境界線を突破しよう、世界をひとつの膜で覆ってしまおうという世界的な流れ、時代精神は実に海王星らしい衝動の反映と言えますよね。


フランス革命の「自由・平等・博愛」というと、天王星のキーワードになるんだけど、ユング心理療法家のグッゲンビュール・クレイルが面白いことを言っていたな。 

 

平等とは、海王星のイメージに近い神様のデュオニソスのアーキタイプだと言っていた。これはなるほどと思ったんだ。人類は決して平等ではない、と。だけど平等になれるというヴィジョンが理想的な夢であり、まさにそれが海王星的なものを象徴していると言っている。

 

 

と、占星術師、鏡リュウジさんとsugarさんの8年前のコラムにはこんなことが書いてありますた。

続いて

 

海王星が発見されたのは魚座に入る直前、水瓶座に入っていた1846年。海王星のことを考えるには、いわゆる「外惑星」のことも考えなくちゃいけない。天王星海王星冥王星などなど。こうした天体はいずれも土星より外側の軌道を回っていて、肉眼では見えないほど遠い。でも、現代占星術ではなくてはならない存在になっているよね。とくに占星術では天王星(ウラヌス)と海王星ネプチューン)はセットで考えることが多い。海王星が発見された経緯もセットです。

まず、1781年に天王星が発見されました。それまでの占星術では太陽、月、水星、金星、火星、木星土星のいわゆる七惑星のうち、土星が一番地球から遠かったから、土星が太陽系と外の境界を表していた。天王星の発見によりそれまでの境界線が崩れたというわけ。


天王星の発見まで、土星は境界の内側を外から守り支えると同時に、内を厳格に監視する「父の目」として神に近い役割を与えられていましたが、それが天王星の発見でそうでもなくなったんですね。


ちょうどその頃に近代社会がスタートとしたと言えるからこれも象徴的なことだよね。歴史的に考えると、フランス革命アメリカの独立と近いし。いわば、土星に象徴されているはっきりした境界線のようなものをどんなふうに超克していくかが外惑星の共通のテーマといえそうだね。

それで天王星の場合には「境界線をブレイクスルー」し革命を起こすけれど、その後に発見された海王星は、境界性がくっきりしているものではなく、境界線をぼかすというイメージだよね。


イギリス人のワットが革命的な蒸気機関を開発して、特許権をとったのが1769年頃。それで石炭の採掘が始まったり、綿紡績の生産性が10倍くらいになっていったりと、産業革命・工業化社会の幕が上がっていく。それまでの動力源は馬でしたから。まさに機械化=テクノロジーの勝利という点で天王星を象徴していますよね。

そして、海王星が発見されたのは、そうした機械化が進んでいって、工業のGDPが農業のGDPを上回る人類史上初の大転換がイギリス、プロイセンアメリカと各国で起こっていく最中でもある。

同時に、帆船から蒸気機関船へと変わり、商人や軍隊、旅行者でさえ世界一周が可能になっていったのもその頃。このへん、ある意味一般的な海王星の、非科学的で少々だらーっとしたイメージ(笑)と逆説的で面白いですよね。


天王星はともかく、海王星の発見は科学の勝利といえるからね。天王星の動きが計算通りじゃなかったから、もしかしたらもうひとつ星があり、その重力が星の動きに影響を与えているとわかった。それで発見されたのが海王星。科学という「夢」が勝利したときかもしれないよねえ。

 

で、いまはちょうど海王星魚座の転換期!!

そんな最中にシン・エヴァンゲリオンが上映ですわよ。

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非常に海王星的だなと思っているのは『エヴァンゲリオン』の人類補完計画です。

人類補完計画というのは、簡単に言えば地球上に住む人々の個体としての境界線を消し去って、出来損ないの群体として行き詰った人類を一つの完全な個体へと人工進化させる、という計画です。

つまり、人類全体が融け合って原初の始原が体現していた理想的状態へ移行させちゃおうっていう、リセットボタン的というか“母胎”回帰的な救済ですね。でも、これには裏ストーリー、というかむしろこっちが本筋というものがあるんです。

主人公の碇シンジの父親ゲンドウはネルフという、人類補完計画を推進する人類補完委員会という国際連合の下位組織にあたる特務機関のリーダーなんですけど、上位組織の意向とは別の個人的な意図を持っていた。

この計画を推進し始める直前、ゲンドウは妻、つまり碇シンジの母親を亡くしてるんですが、それは開発中だったエヴァンゲリオンという新たな“母胎”でもある人型兵器に取り込まれての死でした。ゲンドウは、新たな進化を遂げた最初の人類「アダム」をその手に宿し、死んだ妻のDNAからの複製に近い形で生み出された女の子であり、主人公と同じく人型兵器のパイロットでもある綾波レイ(新たな母胎)と融合することで、原初の母へ帰るという上位組織の意向とは異なる形で補完を発動させ、自分を含めた人類の欠けた心の隙間を埋めようとするんです。

ちょっとかいつまみ過ぎたかな。つまり、これは奥さんともう一度会いたいということを、人類を巻き込んでやるんですよ。ロマンチックだけど破壊的ってことで、非常に海王星的だと思います。

 

平等というのがテーマになってくると必ずでてくる問題がベーシックインカム

 

ベーシックインカムなんかをやると、みんなが平等になるからいい、救われる!かと言うと事はそんな単純じゃない。制度構造を単一化しちゃうと、そこからの支給に対する依存度が強まることになる。そうなると、結果的に権力構造が強化されて、たとえばその権力サイドから見て都合が悪いことをすれば「お前反乱分子だから支給停止な=実質的な死刑宣告」みたいなケースが起こりかねない。

ベーシックインカムという平等という名の下の支配構造の強化だから、夢としての救済措置って何なのか分からないなあって思います。

先にブルジョアジーは想定可能みたいな言い方もしましたけど、かといってグローバル企業や経団連や政府や東電を批判してればいいという問題でもない。同時に、プロレタリアートについても、何を救うことが必要なのか、あるいは、「救う」とか、「“反”ブルジョアジー」いうストーリーラインが果たして本当に妥当なのか。

これからの魚座海王星時代、そこらへんが再検討されるんじゃないかな、と思います。平等とか救済のヴィジョンです。実際、生活保護受給者増加とか自殺者増加とか年金の世代格差とか、平等のヴィジョンをみんなで考える必要性は非常に高くなりそうですしね。

 

 

と、とにかくなんか知らないけど色々変わっていく転換期に皆さんは今ここにこうして存在している。ということです。

風の時代だとかなんとか、言われていますが、古臭いこれまでの固定概念を脱ぎ捨てて新しい時代へ行く準備は必要です。ペリー来航の時の衝撃みたいなかんじで宇宙船が現れても不思議ではない。

と思ってます…

 

 

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